霜月はるか Schwarz ～そして少女は森の中～ LRC歌詞

Schwarz ～そして少女は森の中～

蒼く月映す水面に漕ぎ出した
白く小さな手は不器用に櫂を手繰り
昏く森を閉ざすように纏う霧は深くなる……

辿りつきたる岸辺に咲ける花は——
鮮やかに腐す程に仄甘く——

「追憶ノ鎖ニ繋がれたまま父親（逃げるもの）を追い駈け彷徨ウガイイ……」
少女迷ヮズ森ノ聲ハ奧ヘト誘ィ込ム

死と月明かりにくちずけ踴る蝶は——
鮮やかに舞う程に仄紅く——

「追憶ノ揺り籠に揺ラレナガラ望ム幻想に抱カレ朽チ果テルがイイ……」

——薄れゆく意識が見せた懐かしい幼き日の幻影 —>
散らばった歪な木片を崩さないように積み上げる遊戲
<—　何度も上手く積もうとしたんだ——
そうだ...なかないよ...「約束」（指切り）したから……