黒い鳥籠
歌:分島花音
作詞:分島花音 作編曲:Mana
この運命(うんめい)には逆(さか)らえない
混迷(こんめい)する脳(のう)が軋(きし)む
天(てん)と時間(じかん)には手向(たむか)かえない
盲従(もうじゅう)する
両手(りょうて)の
糸(いと)が締(し)め付(つ)ける
縫(ぬ)われた目(め)を
開(あ)けて
見(み)えない壁(かべ)を壊(こわ)して!
機械(きかい)の思考(しこう)でも
夢(ゆめ)を蝕(むしば)む
暗(くら)い過去(かこ)恐(こわ)い未來(みらい)
現在(いま)を縛(しば)る言葉(ことば)を反芻(はんすう)する理由(りゆう)
限界(げんかい)を知(し)るのは
黒(くろ)い鳥籠(とりかご)の中(なか)
吐(は)く聲(こえ)
消(け)されても
見(み)えないものを信(しん)じて!
震(ふる)える腕(うで)でも
守(まも)り抜(ぬ)きたい
愛(いと)しい誰(だれ)かを
現在(いま)を進(すす)む想(おも)いの辿(たど)り着(つ)く場所(ばしょ)
希望(きぼう)を見(み)るのは
黒(くろ)い狹(せま)い世界(せかい)でも
滲(にじ)むマゼンダの
瞳(ひとみ)を開(あ)けて