[ti:魔法使いサラバント] [ar:Aramary、霜月はるか、Jimmang] [al:SoundHorizon StoryCD『Lost』] [00:00.64]「三番目の記憶」 [00:02.24] [00:03.47]魔法使いサラバント [00:04.55]作詞、作曲、編曲:Revo [00:05.71]唄:Aramary、霜月はるか、Jimmang [00:08.04] [00:08.21]昔あるところに [00:10.49]戀人を亡くしたひとりの魔法使いがいた [00:13.97]彼が求めたのは [00:15.54]死者を甦らせる禁斷の秘法 [00:19.13]領分を侵す者に降りかかるのは [00:21.30]厄災のみと識りながら [00:23.96]何故人は求めるのか? [00:26.86]人智を超えた魔神の力を... [00:29.10] [00:29.36]吹き荒ぶ風は砂を巻き上げて [00:34.69]若い旅人の行く手を阻む [00:40.16]旅の道連れは一頭の駱駝 [00:45.39]砂丘を乗り越えて街へと向かう... [00:50.79] [00:51.48]「魔法のランプが欲しくはないか?」 [00:56.65]胡散臭い髭の男が囁いた [01:02.32]薄暗い路地裏での駆け引き [01:07.38]彼は男が持ち出した條件を飲んだ... [01:13.03] [01:13.56]ランプを擦ると魔神が現れ [01:16.13]三つの願いを葉えてくれると言う [01:18.74]願い事を一つ譲るという條件で [01:22.03]彼はその在処を聞き出した [01:24.54]そのランプは [01:25.67]南西にある洞窟に [01:27.42]封印されているという [01:29.60]片足が悪いという男の代わりに [01:32.39]彼は穴の中へと降りた... [01:34.61] [01:35.00]砂漠の下には 大きな空洞 [01:40.53]冷たい空気が 背筋を掠める [01:46.05]洞窟の奧には 妖しい祭壇 [01:51.46]黃金のランプと 古びた絨毯 [01:56.94]ランプを手に取ると 洞窟が崩れた [02:02.35]「ランプを早くこっちへよこせ!」 [02:05.05]男が叫んだ... [02:07.57] [02:18.70]暗い闇の中 懐かしい聲を聴く [02:26.82]暖かな光 愛しい聲を聴く [02:34.85] [02:35.28]「貴方はまだこっちへ來てはいけないわ [02:43.37]遣り殘したことがきっとあるはず」 [02:51.49] [02:51.80]暗い闇の中 懐かしい聲が言う [02:59.56]暖かな光 愛しい聲が言う [03:07.50] [03:07.88]「失われたモノの為に願うより [03:16.06]今目の前にあるモノを見つめて」 [03:24.35] [03:42.67]目醒めれば砂が巻き上がる [03:46.58]砂丘の上で抱かれていた [03:50.81]黒髪の美しい少女 [03:54.80]泣きながら微笑んでいた [03:58.75] [03:59.15]「古の罪と罰の輪舞曲 [04:02.88]ランプに閉じ込められていた [04:07.17]愚かな私を出してくれた御主人様 [04:11.16]さぁ願いをどうぞ 葉えましょう」 [04:15.16] [04:15.50]三つの願い全て [04:20.05]葉えたら少女は再び [04:25.95]唯冷たい砂の下で [04:30.92]幾千の孤獨に震える... [04:37.77] [04:38.48]そして彼は願った... [04:42.00] [04:42.50]吹き荒ぶ風は砂を巻き上げて [04:47.64]若い旅人の行く手を阻む [04:53.15]旅の道連れは二頭の駱駝 [04:58.58]長い黒髪の少女が一人... [05:03.95] [05:12.28]終わり [05:20.63]ミズクサ [05:27.05]