[ti:闇の紳士録~召喚という儀式] [ar:Aramary] [al:リヴァイアサン/終末を告げし獣] [00:02.20] [00:10.50] [00:39.10]闇の紳士錄~召喚という儀式 [00:50.02] [00:58.78]街角に立ち花を売る 華やかな女達を [01:07.96]切り裂いた《刃物》(やいば) 彼が言うには [01:12.79]「ボクじゃない! ボクがやったんじゃない!!」 [01:17.21] [01:17.91]——別人格が殺ったと宣う《連続殺人鬼》 [01:26.83] [01:36.38]片面透明鏡(マジックミラー)越しに訊く 和やかな彼女の名は [01:45.53]「海月、アイリーン、ノリコ、鈴々、綾香、etc...」←56重人格 [01:54.88] [01:55.44]——多重人格の暫定的な《記錄保持者》(レコードホルダー) [02:04.61] [02:14.56]豪華絢爛に飾られた 闇に近い大使館 [02:19.30]向かい合った二人の 初老を過ぎた男女 [02:23.97]紳士は手に紳士杖(ステッキ) 淑女の方は車椅子 [02:28.65]その後ろで黑衣の 男が凜と睨む [02:33.11] [02:33.58]「…移民との共存には、ルールがある!」 [02:37.89]「…むしろ、ルールに従わないのは、あなた方のほうだ!」 [02:42.45]「…私たちは、契約を容認していない!」 [02:47.27]「…だから、先日申し上げたでしょう!? 『宣戦布告』だと!」 [02:51.64] [02:52.01]嗚呼…平行線を辿る議論 交涉虛しく《決裂》(ブレイクアウト) [03:01.44]光側の勢力 vs 闇側の勢力 …戦いは既に始まっている! [03:06.06] [03:44.46]失意に濡れている 橫顏は誰かと同じ… [03:57.11]殺意に搖れている 橫顏は誰かと同じ… [04:09.00] [04:09.91]吹き荒れる民営化による 《企業経営再構築的解僱》の嵐 [04:22.73]憎悪の海を彷徨う小舟に 手を差し伸べたのは [04:33.50]「殺せば?」と言う少年の囁き… [04:41.02] [04:41.53]民営化が彼を殺すのか? それとも彼が民営化を殺すのか? [04:54.50]民営化が彼を殺すのか? それとも彼が民営化を殺すのか? [05:11.00] [05:23.54]——そして男は紳士錄を手に取った……… [05:29.99]