[ti:夢の飼い主] [ar:BUMP OF CHICKEN] [ar:present from you] [offset:500] [00:02.56]夢の飼い主 [00:04.81]BUMP OF CHICKEN [00:06.75] [00:08.67]生まれた時は 覚えてないが 呼吸はしていた [00:15.81]理由は無いけど 生みの親は ひと目で判った [00:23.34]まだ小さくて 白い體 擦り寄せてみた [00:30.89]彼女は やっと それに気付いて 名前を付けた [00:36.64] [00:37.39]「いつから側に居たの? 抱いて欲しいの?」 [00:45.63]答える術も無いから ただ 身を寄せたよ [00:53.05]少しは あったかいかな [00:57.95] [01:00.73]くだらなかった 彼女の日々は 大きく変わった [01:08.01]餌を與えて 散歩にも行って 沢山觸った [01:15.61]首輪を巻いて 服まで着せて 紐で繋いだ [01:22.93]人が來れば 見せびらかして 鼻を高くした [01:28.69] [01:29.43]「少しも 離れないの よく 懐いているの」 [01:37.73]忘れられたくないから ひたすら身を寄せるよ [01:45.09]それで 覚えていてくれるなら [01:50.63] [01:52.93]寂しくはないよ 君と居られるから [02:00.29]ただ 名前を呼んでくれる事が [02:04.83]少しずつ 減ってきた [02:09.34] [02:11.60]生まれた時は 覚えてないが 呼吸はしていた [02:19.10]既に 名前とは 懸け離れた 姿にされていた [02:26.36]自分の色と 動き方を 忘れてしまった [02:33.84]彼女もいつか 付けた名前を 忘れてしまった [02:39.94] [03:00.21]変わり果てた 夢の頬に 涙落とした [03:07.46]觸ってみても その感觸は 別のものだった [03:14.90]自分で着せた 服を脫がして 涙落とした [03:22.52]あぁ そうだった こんなに白い體をしていた [03:28.54] [03:29.23]「この手で 汚していたの? 閉じこめていたの?」 [03:37.27]苦しかった首から 首輪が外れた [03:44.85]僕は自由になった [03:49.61]いつでも 側に居るよ ずっと 一緒だよ [03:57.77]首輪や 紐じゃないんだよ 君に身を寄せるのは [04:05.33]全て僕の意志だ [04:10.59] [04:12.77]寂しくはないよ 君と生きているから [04:20.31]ただ名前を 呼んでくれるだけで いいんだよ [04:27.45]ねぇ それだけ 忘れないで [04:33.31] [04:39.94]LRC BY IJ