[ti:美貌の國] [ar:Rin』] [al:] [00:02.35]「美貌の國」 [00:11.09] [00:16.98] [00:28.92]花の散り逝く水鏡に 時の伽藍の移ろう影 [00:37.50]空さえも匂う満開の 真下から敷島を想う [00:45.78] [00:46.36]人のこころに振り積もった 花の筐たち [00:54.97]美しさは夢に宿る 日々の果実か [01:04.11] [01:05.53]落陽の朱 月影の青 燃えたつ黃金の森の影 [01:14.20]虛空にひびく音楽を聴く 星の秘密に觸れるよう [01:23.38]美貌の國よ [01:31.25] [01:34.51]夕映えに幾千の蛍 精霊の谺と群れ飛ぶ [01:42.94]金銀に水の橋を架け 彼の岸へたましいを渡す [01:51.13] [01:51.67]人の剎那の夏が逝くよ 蟬時雨の空 [02:00.36]涙吸って咲く夕顔 見果てぬ夢に [02:09.73] [02:10.98]儚さの綺羅 幽玄の虹 もののあわれに綾なして [02:19.69]虛空にひびく音楽を聴く 星の秘密に觸れるよう [02:28.65] [02:29.02]墨絵に詞華に舞う雪に似て 世の水底で脈を打つ [02:37.13]時は変われど 変わらぬものは 人と寄り添う愛しさ [02:46.08]美貌の國よ [02:56.33] [03:08.07]落陽の朱 月影の青 燃えたつ黃金の森の影 [03:16.39]虛空にひびく音楽を聴く 星の秘密に觸れるよう [03:24.73] [03:27.42]蒔絵に見える色あでやかさ 春夏秋冬 風に揺れ [03:36.06]うたかたの日々彩るものは 切ないほどの愛おしさ [03:45.28]美貌の國よ