[ti:侵略する者される者] [ar:Sound Horizon] [al:聖戦のイベリア] [offset:500] [00:00.00]Sound Horizon - 侵略する者される者 [00:01.56]作詞:Revo [00:02.56]作曲:Revo [00:03.56]編曲:Revo [00:05.56] [00:06.56](The Chronicles of history.) [00:09.03](Is as rapid as the blink of an eye.) [00:12.46]Celt Iberosの眷屬が築いた 城壁を崩して [00:19.06]Carthageが踴った勝利の舞踏が 大地を震わせた [00:25.99]Hispānia Rōmaが荒れ地を耕して 石を敷き詰めて [00:32.53]Vandalsの軍が蠻勇を奮って 荒らして廻った [00:38.06] [00:46.22]Visigothsが継いだ亡國の遺産の 歴史と文化は [00:52.80]Umayyadによって異文化と出會って 花を咲かせた [00:59.77]Aragón=Catalunia ←→ Castilla=León 同盟を結んで [01:06.27]Granada ← 陥落せば 積年の悲願 [01:09.85]遂に『領土再征服完了!』(Reconquista) [01:12.04] [01:19.67]嗚呼…教會の鐘を背中で聴きながら [01:23.23]十字架を胸に抱き兵士は進んだ [01:26.55]嗚呼…境界の山を軍馬で越えながら [01:29.90]見據えた丘の先には → 『赤い城塞』(Alhambra) (Alhambra) [01:35.15] [01:47.87]父を奪ったのは 十字を切る 啓典の民で [01:55.07]母を奪ったのは 従事で斬る 聖典の《兄弟》('akh) [02:02.30]何故…人は 斷ち切れないのだろう? [02:08.57]爭いを繰り返す 負の連鎖を [02:15.34]弱い私は何を憎めば良い 嗚呼…やっと解った…… [02:29.67] [02:56.34]侵掠者に奪われし 父祖の地を取り戻せ [03:03.06]侵略者が嗤わせる 血に塗れたる仔らが [03:09.81]救済者を貶める異教徒は錆となれ [03:16.48]預言者は神ではない 多神教の偶像 [03:23.04]侵略する者 ←→ される者 ← 歴史は繰り返す [03:30.00]侵略する者 ←→ される者 ← 幾度も繰り返す [03:35.72] 【業火、是汝ノ王デアル】 [03:39.16]「今や兄弟同士で殺し合っているのか? [03:42.20]人類諸君よ!我こそ君達の敵だ!」 黒の軍を率いるは 褐色の狼將【勇者イスハーク】 [03:45.59](The iron forces led by the bronze wolf【a Very Valiant Ishaq】) 白の軍を率いるは 歴戦の英雄【聖騎士ラミレス】 [03:52.48](The ivory forces led by the barrier savior【Holy Knight Ramirez】) 勝利と正義を剣に懸けた 戦士達の『狂想詩』 [03:58.94](Victory and justice.) [04:01.12](The Iberian rhapsody of a warrior's royalty to his sword.) [04:06.21] [04:12.35]《農夫(al Fellah)——即チ兄ヨ(Hermano mayor)》 ←→ [04:15.65]《羊飼(al Rai)——即チ弟ヨ(Hermano menor)》 [04:18.73]畏レヨ、汝、悪ノ名ヲ [04:22.37]畏レヨ、汝、神ノ仔ラヨ——『聖戦のイベリア』 [04:35.03] [04:56.53]「悪魔が去りて後 [04:59.48]Castillaを中心とした啓典連合王國の成立は [05:05.94]イベリアにとって長き、聖戦の休止符となり得るだろうか? [05:13.47]故郷を失った我は流浪の身、ただ歴史を見守り、 [05:22.44]歌い継ぐことしかできん [05:26.83]願わくば、彼方より來たる軍馬の嘶きが、 [05:34.57]堅牢なる國境を、ピレネーの頂を越えんことを……」 [05:42.34] おわり