[ti:聖戦と死神第4部「黑色的死神」~英雄の帰郷~] [ar:Sound Horizon] [al:Chronicle 2nd] [00:00.11]聖戦と死神第4部「黑色的死神」~英雄の帰郷~ [00:01.11]作詞:Revo/作曲:Revo/編曲:Revo/ [00:02.50]「Chronicle 2nd」收錄 [00:03.28]歌:Sound Horizon [00:03.58]製作:朧.水銀:406781179 [00:04.38]アルヴァレス亡命の報は 帝國のみならず [00:07.28]ガリア全土に強い衝撃を響かせ疾った… [00:10.18]時代は英雄を求め 反撃の狼煙は上げられた [00:14.48]舊カスティリヤ領が 帝國に対し獨立宣戦を布告 [00:17.48]舊ロンバルド領 舊プロイツェン領がそれに続き [00:20.40]帝國內部で高まりつつあった聖戦への反感が遂に爆発 [00:24.29]アルヴァレスを頼り 軍;民;問わず亡命者が殺到 [00:27.20]更に熾烈な四正面作戦を強いられた帝國は [00:30.46]次第に領土を削られ 國力を疲弊していった… [00:34.27]そして…戦局の流転は 時代にひとつの決斷を投げ掛ける… [00:39.41]それは…皇帝 聖キルデベルト六世より [00:42.41]プリタニア女王へと宛てられた一通の親書… [00:46.41] [00:51.29]帝國暦四年『ベルセーヌ休戦協定會談』 [00:55.29]帝國領イヴリーヌ ベルセーヌ宮殿 [00:59.38]大理石の迴廊を進む薔薇の女王 [01:02.38]左にはパーシファル 右にはアルヴァレス [01:06.18]柱の陰には招かれざる客… [01:09.08]黒の教団より放たれし刺客… [01:11.48]死角(刺客)より放たれし時(黒)の凶弾… [01:14.43]嗚呼…歴史は改竄を赦さない… [01:17.43] [01:20.47]凍りつく時間の中を 崩れ墮ちるアルヴァレス [01:29.23]パーシファルの雷槍(やり)が閃き 崩れ落ちるゲーフェンバウアー [01:38.46]それは…歴史の流れが変わる瞬間だろうか? [01:47.36]それとも最初から全て決められていのだろうか… [01:58.36]「…先に逝ったのか…ゲーフェンバウアー…人間(ひと)とは全く…哀しい生物(もの)だな…」 [02:05.31]彼を誘う最期の闇 その中にさえ… [02:09.21]「嗚呼…朱い…何て朱い夕陽なんだ…シャルロッテ…私は必ず…必ず帰って…」 [02:17.21] [02:23.45]ブリタニア暦630年 英雄アルベール;アルヴァレス [02:29.25]イヴリーヌ(ベルセーヌ)宮殿 にて暗殺者の凶弾に倒れる… [02:32.26]彼の墓碑銘にはルーナ;バラッドが捧げた詩の一節が刻まれた… [02:37.26] [02:44.31]多くを殺し 多くを生かした 多くを悩み 多くを為した <ベルガの同胞>(アーベルジュ)ここに眠ると… [03:12.36] [03:14.36]ガリア全土を巻き込んでなお停まらない大戦 [03:18.51]その終結には…更に多くの血と涙 五年の歳月を要するのである… [03:26.51] [03:35.21]夕陽に染まる丘 寄り添うように並ぶ二つの墓標 [03:42.45]白鴉が凜と羽ばたいて往く 終わらない空の向こうへ… [03:47.45] [03:50.26]~終わり~