[ti:過ぎ去り往く暦] [ar:ゆいこ] [al:蓬萊姫譚] [00:01.86]過ぎ去り往く暦 [00:03.30] Vocal. ゆいこ [00:04.74]Album. 蓬萊姫譚 [00:06.11] [00:11.83] [00:24.72]流れていく 景色に似た [00:27.46]通り過ぎて気づかないまま [00:30.34]後に殘る破片は 棘のように [00:36.14]収まらない 熱のように [00:38.86]思い出して冷めてくれない [00:41.81]胸を焦がす痛みを 捨てられない [00:49.60] [00:55.37] [00:58.98]觸れられたら 手が屆けば [01:01.71]その腕さえ絡めていたら [01:04.65]剝がれていく不安を 押さえつけ [01:10.32]確かめれば 信じ切れず [01:13.07]取りこぼしたアクは増えてく [01:16.08]濁り出した想いを 誤魔化して [01:24.02] [01:33.27]追いかけられないなら 追わないままでもいい [01:44.65]通り過ぎ忘れ去る 景色のままでいいから [01:56.18] [01:56.88]越えられない行き先へ向かって [02:03.22]辿り着く事さえ出來ずに [02:08.85]それでも傍らを彷徨う [02:14.61]殘された空白を満たして [02:23.30] [02:43.65]通り過ぎた景色のように其処にいるから [02:55.01]振り返らないままで 行き先を告げないで [03:06.57] [03:07.98]置き去りの私を殘さないで [03:14.31]通り過ぎただけの私を [03:20.02]刺さったままの破片のように [03:25.74]痛みのように殘さないで [03:29.42] [03:30.20]それでも傍らを彷徨う [03:35.78]お互いに欠けたままの空白 [03:41.56]まるで寄り添う影のように [03:47.29]ただ在り続ける二つのように [03:55.88] [03:58.66]