[ti:東京心中] [ar:ガゼット] [al:Disorder] [00:00.00]東京心中 [00:07.63]著者 流鬼 作曲 大曰本異端芸者の皆様 [00:14.08] [00:26.63]愛する人が今の私の全てです [00:39.34]貴方がいるから私が私でいられるの [00:50.42] [00:52.56]「父さん、母さん。私、あの人と東京で暮らす事にしました。 [00:58.15]馬鹿な事だとは十分解ってます。 [01:01.03]私だってもう子供じゃありません。」 [01:03.93] [01:04.56]あの曰貴方から渡された東京行きの切符と [01:17.19]打ち明けてくれた、將來と夢は [01:27.25] [01:29.28]「この街を出て東京で一緒に暮らしてくれないか?」 [01:41.61]私は少し戸惑いながらも嬉しかった [01:54.39] [01:55.22]不安なんて少しもなかった 愛する人が一緒ですから [02:01.77]辛い時や寂しい時も多少あるでしょうが [02:07.91]頼る家族も捨ててきました 馬鹿な甘えや未練も全部 [02:14.31]貴方との新しい人生と夢の為に [02:19.43] [02:19.80]貧しさが身に染み渡る だけど貴方が居るから [02:26.65]帰りを待つ時間さえも幸せで溢れてる [02:32.97]心を込めて作った貴方が好きな料理 [02:39.29]喜ぶ顔が早く見たい・・・ 見たいです [02:46.07] [02:46.37]「東京の生活にも慣れてきました。 [02:48.33]あの人は毎曰夜遅くまでお仕事がんばってます。 [02:51.41]そのせいでしょうか、最近元気が無い様に思えます。 [02:56.50]私が聞いても、ただくたびれた笑顔を見せるだけで [03:01.32]答えてくれません。心配で仕方ないです。」 [03:08.64] [03:09.85]「ただいま。」 [03:10.57] [03:10.88]とても優しい貴方の聲 [03:23.49]辛い時はいつも二人で支え合った [03:36.14]どんなに不幸でも二人なら大丈夫だった [03:48.38]愛が冷めた訳じゃない ただお互いの気持ちが [03:54.61]そっぽを向いてただけ [03:59.02] [04:00.65]初めて貴方が泣いてた 社會に破れた夜 [04:07.56]何て聲をかけたらいいか、、、教えて [04:13.89]夢の為に無くした幸せな家庭は [04:20.25]前を向けずただ悔しくて泣いている [04:26.12] [04:26.41]貧しさが身に染みる 二人は手を取って [04:32.87]季節はずれの線香花火を見つめてる [04:39.22]この火種が落ちて 未練が無くなったら [04:45.41]目を閉じて極寒の海へ、、、二人で。 [04:52.41] [04:52.70]繋いだ手がほどけて [04:52.90] [04:54.47]「貴方と過ごした十三ヶ月間。本當に色々ありましたね。 [04:57.86]一緒に居たからよく解ります。頑張り過ぎてつかれたでしょ? [05:03.90](無になる私と貴方。)もう大丈夫 私ずっと一緒にいるから。ごめんね父さん、母さん。 [05:12.60]あたしこの人無しじゃ生きて行けない。心配させてごめんなさい。 [05:19.20]ごめんなさい。ごめんなさい・・・」 [05:27.96] [05:28.63]By:_nana