[ti:漂流船の甘美き後悔よ]
[ar:井上和彥]
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[00:04.34]「漂流船の甘美き後悔よ」
[00:08.84]遙かなる時空の中で
[00:14.80]井上和彥
[00:16.57]オウイカン
[00:20.82]
[00:32.70]潮騒（しよさぎ）に　瞳(め)を閉じる君の
[00:40.06]白い背中を 薄紅貝(うすべにいろ)で飾ろう
[00:47.63]どこまでも　紫檀(むらさき)の海よ
[00:55.06]彼方からふと 嬌聲（きょうせい）が　私を呼ぶ
[01:01.64]美しい君を　汚したくなくて
[01:08.95]何故か　身體　離した
[01:16.11]戀と遊戱(あそ)び　生きた人生(ひび)を
[01:23.95]悔やむなんて　可笑しいね
[01:31.02]漂流船（ひょうりゅうせん）の　つもりだった
[01:39.34]素肌の海を　流離(さすら)って…
[01:50.90]
[02:05.77]幾千（いくせん）の　夜光蟲（やこちゅう）それは
[02:13.02]かもめや青空(そら)に
[02:15.01]見せられぬ　海の涙
[02:19.61]君の頬を　両手で包んだ
[02:27.11]君の　罪な　無邪気さ
[02:34.27]戀と遊戱(あそ)び　生きた果てに
[02:42.05]愛しすぎて　抱（だ）けないね
[02:49.11]漂流船の　つもりだった
[02:57.46]冷えた心が　北極星(ほし)を見る…
[03:10.58]
[03:22.65]戀と遊戱(あそ)び　生きた人生(ひび)を
[03:30.50]悔やむなんて　可笑しいね
[03:37.53]漂流船の　つもりだった
[03:45.84]素肌の海を　流離(さすら)って…
[03:52.48]「哀しい顔を　してる」なんて
[04:00.13]言われたのは　始めてさ
[04:07.30]後悔という　名の幸福よ
[04:15.66]そして心が　泣き出した…