[ti:Celestial Blue] [ar:少女病] [al:蒼白シスフェリア] [00:01.83]『Celestial Blue』 [00:04.83]Lyrics:少女病 [00:07.83]Compose、Arrange:ピクセルビー [00:10.83]Vocal:Mitsuki [00:13.83]Voices:花澤香菜、柿原徹也、沢城みゆき [00:20.82] [00:22.82]「目覚めたのは、白雨の降りしきる小高い丘。 [00:29.38]辺りに人影はなく、 [00:31.57]ただ唇に暖かな溫もりだけが殘されていて。 [00:36.72]僕はどうしてここにいるのだろう。 [00:40.67]やっと會えたのに、 [00:42.93]一緒に帰ろうって伝えることもできず。 [00:47.79]ここで何があったのだろう。 [00:55.01]シスは、別れ際に耳元で何事か囁いていた。 [01:00.73]けれどそれがどうしても、 [01:04.67]思いだせなくて――――」 [01:05.87] [01:06.95]初めて出會った その瞬間から [01:14.21]想いは決まっていたのかな? [01:18.86]幸せって言葉の象徴は [01:25.96]疑う餘地なく、キミの存在だった [01:33.13]色んなことが変わってしまって [01:39.26]二人離れてしまったけれど [01:44.90]まだ変わらないモノも  [01:50.51]確かにあるはずだから [01:57.07]出會わなければ なんて  [02:04.17]後悔した夜もあった [02:10.31]蒼白の空は遠すぎて  [02:15.02]いつまでも 屆かない気がして [02:23.43]忘れられたら なんて  [02:29.36]思い悩む時もあった [02:35.46]けれど奧底に包まれた  [02:40.62]想いに噓はつけない... [02:47.18]濡れているのは瞳だけじゃなくて [02:53.61]小粒の白雨は全て [02:58.06]洗い落とすように いつからだろう [03:05.89]降りつづけてた [03:12.38] [03:34.17]「二人の思い出を消し去ろう。 [03:37.08]あたしという存在に囚われることなどなく、 [03:42.97]全て忘れて幸せに生きられるように。 [03:48.04]二人はここで別れ、 [03:51.10]もう二度と出會うことはない」 [03:57.07]「囁かれたのは、そんな悲しい魔法。 [04:01.09]魔女と下僕は倒れ伏す少年を置き、 [04:05.10]靜かにその場を後にした」 [04:07.24] [04:08.71]ぼやけた思考は 痛み殘し [04:15.84]鮮明に切り開かれた [04:20.57]蒼ざめた魔女の優しい魔法は [04:27.60]かかることはなく、言葉だけが殘された [04:34.55]たとえば、誰もが幸せになれる [04:40.81]結末なんて望めなくても [04:47.03]キミの心だけが  [04:52.00]ねぇ、泣いて終わるなんて... [04:58.93]昔みたいに なんて  [05:05.70]簡単には言えないけれど [05:11.86]蒼白のキミに伝えたい  [05:16.84]いつまでも 忘れたりしないって [05:24.39]白雨に霞む 空が  [05:30.94]ただ切なく思えるのは [05:36.83]寂しい風景その下の  [05:42.08]どこかにキミがいるから... [05:47.12]「ありがとうなんて感情が、 [05:50.19]まだあたしにもあったんだ。 [05:54.21]でも、これで本當のさよならにしよう……?ね」 [06:00.71]傷つき 傷つけ 遠ざけて [06:06.97]なぜ... ? シスフェリア [06:13.17]誓った未來は今でも [06:20.31]褪せることはなく この胸にあるよ... [06:27.88] [06:28.92]「少年にかけられた小さな魔法。 [06:32.53]シスフェリアとの思い出が消えてしまうこと。 [06:36.21]幸せに生きられるように、ということ。 [06:40.48]その二つの魔法は相反し、 [06:43.56]少年の中で両立することは不可能だった。 [06:46.95]彼女との記憶を忘れてしまうことは、 [06:50.22]少年にとって何一つ幸せなんかじゃなくて。 [06:54.11]魔法はその想いの強さに掻き消され、 [06:58.25]無効化されていた。 [07:00.39]少年は、再び旅路をゆく。 [07:04.79]次會えたときは、 [07:06.55]今度は自分から再會の口づけをするのだと、 [07:10.67]心に誓って……」 [07:12.16] [07:14.07]「蒼白の果て。それがどんなに遠くても、 [07:18.86]いつかきっと――――」 [07:21.64]