[ti:瓦礫の終音] [ar:少女病] [al:蒼白シスフェリア] [00:00.00]「どうして選ばれたのか?」 [00:07.20]そんな問いに意味など ないと識っても [00:14.17]心痛は消えることなく 時計の針は廻る... [00:29.78] [00:50.00]「この世界には、不死なる5人の魔女がいる。 [00:53.12]それぞれが異なる神に見出され、 [00:55.39]人から成りし存在。 [00:57.23]神を信仰する人々はその力に畏怖し、崇めた」 [01:00.99] [01:02.09]「蒼白の果てで紡がれる、 [01:04.15]心優しい少年と一人の魔女の物語」 [01:07.85] [01:08.64]褪せた日々は淀み 怠惰に溺れる [01:17.72]血塗られた月夜は穢れ 無垢な衝動、翳して [01:27.71]変わらぬ忠誠  [01:31.84]誓いし下僕たる少女(Servant) シルエラ [01:36.24]すべてを委ねた偏愛は永遠に 虛構を壊す [01:45.65] [01:46.46]「どうして選ばれたのか?」 [01:50.65]そんな問いに意味など ないと識っても [01:55.46]心痛は消えることなく  [02:00.57]殘されたのはただ魔力だけ [02:06.93]遠い過去の約束 まだ人間だったあの日 [02:16.44]未來を誓った 夕暮れ(Abend) [02:21.32]ah...幼い戀 葉うことなくて―――― [02:29.10] [02:32.34]『瓦礫の終音』 [02:34.34]Lyrics:少女病 [02:36.34]Compose、Arrange:ピクセルビー [02:38.34]Vocal:Mitsuki [02:40.34]Voices:花澤香菜、豊崎愛生、沢城みゆき [02:42.34] [02:45.34]「あたしがまだ人だった頃、小さな戀をしていた。 [02:49.84]でも、あたしはもう――――! [02:52.34]手荒になってもいい。あいつをここから遠ざけて」 [02:56.22]「お望みのままに」 [02:57.85]昏い悅楽にも 精神を傾け [03:07.29]狂おしいほど愚かで 無慈悲な魔女、演じた [03:17.19]不老に近い 存在を(Sein) 愛し焦がれた シルエラ [03:25.69]近づく信奉者すべてを排し 獨占し続ける [03:35.11] [03:36.19]いつか選ばれたのが [03:40.05]必然であるような 錯角に酔う [03:44.87]消えゆく感情 確かに [03:49.99]あんなに傍にあったはずなのに...... [03:57.18] [04:13.06]姿だけは変わらずとも  [04:18.12]変わり果て血に濡れた [04:20.63]「もう、あの頃のあたしなんかじゃない......!」 [04:22.66]「お前が主を惑わせる。消えてなくなれ!」 [04:26.64] [04:28.94]「どうしてここまで來たの......?」 [04:33.25]変わらぬその瞳が ただ眩しくて [04:38.66]哀れな自らを曬すのは 決して赦されない [04:47.97]ここにいるのは「魔女」だけだから [04:55.60]「魔女に偏愛を抱く少女は [04:57.88]命令を自らに都合よく捻じ曲げ、 [05:01.18]少年の命をも狙う」 [05:03.19]「嫉妬... 狂気... 殺意...」 [05:07.86] [05:09.08]「負の感情の羅列は、 [05:10.86]死という結果のみを追い求めていた。 [05:13.90]聲の... 音の... 歌の連なりは、 [05:18.85]彼らを翻弄するように空へと溶けて......」 [05:21.99] [05:32.09]「音が聞こえる。  [05:33.84]これは、世界が軋む音――――」 [05:37.82]