[ti:青春のメモワール] [ar:森山直太朗] [al: ] [offset:500] [00:00.49]ノックアウトされたリングサイドに [00:07.15]僕は一人腰を下ろした [00:14.22]薄れていく意識の中で [00:20.22]君の姿を探した [00:26.27]闇雲に出したパンチは [00:32.42]盡く空を切り裂いた [00:39.80]倒れてはまた立ち上がり [00:45.77]時が過ぎるのを待っていた [00:50.94] [00:51.79]血を浴びた白いマットは [00:58.10]鉄と汗の匂いがした [01:04.52]沈黙はやがて喝采に変わり [01:10.80]青春の終わりを告げるテンカウント [01:17.13] [01:17.38]スローモーションで蘇る [01:23.69]君の笑顔はいつも優しくて [01:30.65]終わりなき孤獨のシャドー [01:36.70]君と駆け抜けた [01:47.92] [01:52.47]時が経ち瞳伏せると [01:58.78]変わりなくここにあるようだ [02:05.63]夢だけで食いつないでいた [02:11.70]継ぎ接ぎだらけの青春のメモワール [02:17.29] [02:17.84]あの試合が始まる前に [02:24.21]部屋に殘した誓いの言葉 [02:30.54]もしも負けたらグローブを捨てて [02:36.85]君の実家の呉服屋を継ぐと [02:42.91] [02:43.30]フラッシュバックで遠ざかる [02:49.94]君の背中はやけに眩しくて [02:56.60]開かずの遮斷機の光 [03:02.35]身も蓋もないさ [03:05.81]砕け散った夢物語 [03:15.16] [03:31.29]陽射しに揺れるレモネード [03:34.87]路地裏の下がり貓 [03:37.51]真夜中のインスタントフード [03:40.75]萎れかけたかすみ草 [03:43.88]なけなしの左フック [03:46.66]時を刻む鐘の向こう [03:50.91]僕の名前を叫ぶ [03:53.67]君の聲が聞えた [04:03.86] [04:21.90]スローモーションで蘇る [04:28.65]君の笑顔はいつも優しくて [04:35.33]終わりなき孤獨のシャドー [04:41.39]君と駆け抜けた [04:54.14]ラストシーンは [04:57.39]絵に描いたようなノックダウン [05:01.95]消えない昔日の痛み [05:06.82]君と駆け抜けた