[ti:トイレの神様] [ar:植村花菜] [al:わたしのかけらたち] [00:01.96]「トイレの神様」 [00:02.96]作詞∶植村花菜/山田ひろし [00:03.96]作曲∶植村花菜 [00:04.96]歌∶植村花菜 [00:05.96] [00:06.96]小3の頃からなぜだか [00:13.48]おばあちゃんと暮らしてた [00:20.14]実家の隣だったけど [00:26.61]おばあちゃんと暮らしてた [00:33.47]毎日お手伝いをして [00:40.06]五目並べもした [00:46.48]でもトイレ掃除だけ苦手な私に [00:53.38]おばあちゃんがこう言った [00:58.93]トイレには それはそれはキレイな [01:05.52]女神様がいるんやで [01:12.01]だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに [01:19.25]べっぴんさんになれるんやで [01:24.26] [01:30.15]その日から私はトイレを [01:36.63]ピカピカにし始めた [01:43.15]べっぴんさんに絶対なりたくて [01:49.81]毎日磨いてた [01:56.86]買い物に出かけた時には [02:03.08]二人で鴨なんば食べた [02:10.26]新喜劇録畫し損ねたおばあちゃんを [02:16.75]泣いて責めたりもした [02:22.16]トイレには それはそれはキレイな [02:28.82]女神様がいるんやで [02:35.25]だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに [02:42.66]べっぴんさんになれるんやで [02:47.68] [02:53.50]少し大人になった私は [03:00.05]おばあちゃんとぶつかった [03:06.57]家族ともうまくやれなくて [03:13.10]居場所がなくなった [03:17.97] [03:20.08]休みの日も家に帰らず [03:26.49]彼氏と遊んだりした [03:33.27]五目並べも鴨なんばも [03:37.94]二人の間から消えてった [03:45.28]どうしてだろう 人は人を傷付け [03:52.05]大切なものをなくしてく [03:58.71]いつも味方をしてくれてた  [04:03.61]おばあちゃん殘して [04:05.86]ひとりきり 家離れた [04:10.99] [04:23.56]上京して2年が過ぎて [04:30.09]おばあちゃんが入院した [04:36.68]痩せて細くなってしまった [04:42.82]おばあちゃんに會いに行った [04:49.90]「おばあちゃん、ただいまー!」ってわざと [04:56.22]昔みたいに言ってみたけど [05:02.79]ちょっと話しただけだったのに [05:07.75]「もう帰りー。」って 病室を出された [05:15.05] [05:43.57]次の日の朝 おばあちゃんは [05:49.45]靜かに眠りについた [05:56.73]まるで まるで 私が來るのを [06:03.13]待っていてくれたように [06:09.60]ちゃんと育ててくれたのに [06:16.30]恩返しもしてないのに [06:22.98]いい孫じゃなかったのに [06:27.48]こんな私を待っててくれたんやね [06:37.20] [06:38.57]トイレには それはそれはキレイな [06:45.38]女神様がいるんやで [06:52.31]おばあちゃんがくれた言葉は 今日の私を [06:59.32]べっぴんさんにしてくれてるかな [07:05.32]トイレには それはそれはキレイな [07:11.78]女神様がいるんやで [07:18.61]だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに [07:25.90]べっぴんさんになれるんやで [07:31.42] [07:43.48]気立ての良いお嫁さんになるのが [07:50.05]夢だった私は [07:56.69]今日も一人でトイレを [08:03.04]ピカピカにする [08:10.23]おばあちゃん おばあちゃん [08:13.17]ありがとう [08:16.62]おばあちゃん ホンマに [08:20.05]ありがとう [08:23.87]