[ti:私をたどる物語] [ar:熊木杏里] [al:私をたどる物語] [offset:0] [00:41.84]頬をぶたれた 少年がひとり [00:42.09]日暮れの道で 泣いている [00:42.30]父が憎いと 聲とがらせて [00:42.54]涙でゆがんだ 空見てる [00:42.75] [00:42.95]遠い未來が 不安でならず [00:43.64]呼ばれて 返事しなかった [00:43.70]だけどやっぱり きみが悪いよ [00:43.74]自分を隠しているからさ [00:43.79] [00:43.79]さあ鉛筆しっかり 握りしめ [00:43.86]私という字を 書くのです [00:43.91]白いノートの 私にだけは [00:43.95]夢を話してゆくのです [00:44.01] [00:44.05]君しか書けない その物語 [00:44.10]私という名の物語 [00:44.15] [00:44.40]髪を切られた 少女がひとり [00:44.60]鏡の前で 泣いている [00:44.75]母が嫌いと 聲をつまらせ [00:45.00]自分を悔しく にらんでる [00:45.25] [00:45.45]ちがう親から 生まれていたら [00:45.65]ちがう自分に なれたという [00:45.90]だけどやっぱり きみはちがうよ [00:46.35]そしたらきみは いなくなる [00:46.55] [00:46.75]さあ鉛筆しっかり 握りしめ [00:46.96]私という字を 書くのです [00:47.15]白いノートの 私とだけは [00:47.40]ずっと仲よく するのです [00:47.60] [00:47.80]君がたどってゆく物語 [00:48.65]私という名の物語