[ti:ナミダの成分] [ar:甲斐名都] [al:ナミダの成分] [offset:500] [00:00.00]甲斐名都 - ナミダの成分 [00:06.21]作詞:甲斐名都 [00:08.21]作曲:甲斐名都 [00:10.21]編曲:皆川真人 [00:12.21] [00:14.21] [00:16.21]獨りぼっち 何気なく眺めるハコん中から [00:22.86]得意気な女のひとが語りかけた [00:29.89]「ご存知ですか? [00:31.55]涙の成分は血液と同じだってこと」 [00:39.89]あたし妙に納得してたんだ [00:43.73]ぼんやりした頭の隅っこで [00:49.28] [00:50.77]ああ だからなのか [00:53.75]急にサヨナラを告げられた時 [00:57.71]上手に笑って手を振れたのに [01:04.77]あの日から 痛くて痛くてたまらない [01:11.63]君にもらった深い傷から [01:14.82]とめどなく流れるのは 透明な血 [01:23.35] [01:32.42]あの人の空っぽな瞳に 割り込みたくて [01:39.42]幾度となく「わたしのどこが好き?」と訊ねた [01:46.36]「全部だよ」って ふかす煙草の向こう 笑って [01:53.27]どうして目が泳いでるの? [01:56.78]膨らむ不安の塊は [02:00.30]カシスソーダと一緒に呑みこんだ [02:05.91] [02:07.34]ああ だからなのか [02:10.30]いびつな無數の言葉達が [02:14.26]體中 爪立て暴れてるんだ [02:21.32]吐き出せなかった 失うのは怖かった [02:28.07]今も殘る傷から溢れる涙は [02:33.32]キレイだから余計に泣けた [02:40.69] [03:10.14]いっそこの眼から流れてくるものが [03:15.02]真っ赤な血液なら [03:18.43]君をもっと困らせたのに! [03:25.90] [03:27.42]ああ 輝ける無色透明の雫は [03:34.14]疲れ果てたあたしを 優しく覆ってゆく [03:41.29]愛なんてもううんざりだ!と嘆いても [03:48.06]君にもらった傷がやがてかさ蓋になり [03:53.20]消え行けば [03:56.76]懲りずにまた探すよ カンペキな愛を [04:04.18] [04:16.92] [04:28.66]おわり