[ti:涅槃忍法帖] [ar:陰陽座] [al:夢幻泡影] [offset:500] [00:00.00]陰陽座 - 涅槃忍法帖 [00:13.65]作詞:瞬火 [00:15.65]作曲:瞬火 [00:19.65] [00:21.65]性(さが)なき 囀(さえず)る 雜魚(ざこ)にさえ [00:32.13]情けの 名謁(なだめし) 何を成す [00:39.24]贖(あが)ふ 足を 洗い 改(あらた)む [00:42.02]塞(せ)かぶ 聲(こえ)に [00:44.96](脫(だつ) 抜(ばつ) 殺(さつ) 喝(かつ) 剌(らつ)) [00:47.33]惑わされても (脫 抜 殺 喝 剌) [00:52.62]取り合わない (脫 抜 殺 喝 剌) [00:57.46]降魔(がま)の 如(ごと)き [00:59.31]沙汰(さた)では 動けぬ [01:02.73] [01:24.09]敢(あ)え無き 垢染(あかじ)む [01:28.00]阿堵(あと)にさえ 足掻(あが)く [01:34.41]內衛(ないえ)を 宥(なだ)める [01:38.26]和(な)ぎを為(な)す [01:41.44]栄(さか)う 逆蟲(さかむし)と 差し渡す [01:44.16] [01:44.63]祈(ね)がう 聲(こえ)を [01:47.25](脫(だつ) 抜(ばつ) 殺(さつ) 喝(かつ) 剌(らつ)) [01:49.63]繋ぎ止めても (脫 抜 殺 喝 剌) [01:54.89]取り敢(あ)えない (脫 抜 殺 喝 剌) [01:59.69]蝦蟇(がま)の 如(ごと)き [02:01.51]蹉跎(さだ)でも 蠢(うごめ)く [02:04.97] [03:40.01]同胞(はらかた)よ 決して怖(お)じけるな [03:44.69]希望は無くとも 意義は在る [03:48.73]何程(どれほど)の血が其処(そこ)に流れようとも [03:52.92]新たなる芽吹きに 是非(ぜひ)は無し [03:56.45] [03:57.01]涅槃(ねはん)の扉は 水色の飴 [04:03.20]盪(とろ)ける さらめきを 後ろに [04:09.89]嗚呼(ああ) 椴(とど)の樹を [04:16.24]挽(ひ)きながら 罷(まか)りゆく [04:24.83] [04:36.94]已(や)むを得ず 二度と帰れぬ身と [04:39.94]相成(あいな)った [04:41.61]助けも 情けも無用 [04:43.93]屍(しかばね)は曬(さら)しておくがよい [04:46.95]皆 怠(おこた)りなく 任務を果たせ [04:50.74]では然(さ)らば 涅槃(ねはん)では俟(ま)たぬ [04:53.68]涅槃(ねはん)の調べは 水銀(みずかね)の雨 [05:00.40]屆ける 漣(さざなみ)を 蓆(むしろ)に [05:07.00]嗚呼(ああ) 轟(とどろ)きを [05:13.25]聴き乍(なが)ら 交ざりゆく 肉體(からだ) [05:25.81] [05:47.66]祈(ね)がう 聲(こえ)を [05:50.35](脫(だつ) 抜(ばつ) 殺(さつ) 喝(かつ) 剌(らつ)) [05:52.82]繋ぎ止めても (脫 抜 殺 喝 剌) [05:58.04]取り敢(あ)えない (脫 抜 殺 喝 剌) [06:02.82]蝦蟇(がま)の 如(ごと)き 蹉跎(さだ)では [06:07.87]直(す)ぐに 澱(よど)んで 消える [06:13.23]でも 俟(ま)たない でも 俟(ま)たない [06:23.46]でも 俟(ま)たない でも 俟(ま)たない [06:32.93] おわり