[ti:道成寺蛇ノ獄] [ar:陰陽座] [al:魑魅魍魎] [00:09.53]陰陽座 - 道成寺蛇ノ獄 [00:19.53]作詞∶瞬火 [00:29.53]作曲∶瞬火 [00:39.53]囧 のLrC QQ:85860288 ★ [00:49.53] [00:51.53]限(きれ)ない 闇を 擦(なす)りて [00:57.18]仄白(ほのじろ)い 雨が降る [01:03.44]濡(そぼ)つる 螟蛾(めいが)の翅(はね)を [01:09.16]穏やかに(も)ぎ落とす [01:14.83]もう 何も 視(み)えぬ [01:18.52]瘧(わらわやみ)の中 [01:21.58]深く深く 沈みたい [01:27.62] [01:28.93]止まない雨を 集めて [01:34.86]仄暗(ほのくら)い 闇が 眩(く)る [01:40.89]時雨(しぐ)れることも [01:43.56]忘れた 眼鞘(まなざや)を 閉(と)ざす為 [01:52.19]もう 誰も知らぬ 黃泉國(よもつくに)の底 [01:59.00]ずっと ずっと 焼かれたい [02:05.60] [02:06.37]嗚呼 戀の歌を 嗚呼 彼に伝えて [02:18.28]嗚呼 遠き風に 愛おしき 聲を聴く [02:29.67] [03:23.25]....... [03:25.54]旅の 縁(よすが)に 戱(ざ)れて [03:27.90]誑(たら)した 女(おみな) [03:32.17]見目麗(みめうるわ)しく [03:33.74]艶事欠(つやことか)かぬ [03:35.35]色女(いろめ) 何時(いつ)か [03:39.62]番(つが)うと容易(たやす)く包(くる)め枕(ま)いて [03:45.38]畢(おわ)るや否(いな)や [03:47.07]穴(けつ)を捲(ま)くりて 帰路(きろ)へ [03:51.33] [03:52.19]何処(いずこ)へ 失(う)せた [03:55.36]愛しき 男(おのこ) [03:58.38]失われたのは 花 決して [04:05.67]違(たが)わぬ 貴方(あなた)の 匂い [04:10.74]詐(いつわ)りの 業(ごう)に 泣いて [04:16.23]此(こ)の儘(まま) 往(い)かないで [04:28.02]彼(あ)の日が墮ちてゆく [04:41.91] [06:02.44]........ [06:05.74]頑(かたくな)に迫(せま)る [06:07.90]蛇心(じゃしん)の嬌笑(きょうしょう) [06:10.06]抗(あらが)い 膠(にべ)も無く [06:14.44]戱言(けごん)の契(ちぎ)りを [06:16.52]片腹痛(かたはらいた)しと [06:18.72]足蹴(あしげ)にすれども 無駄 [06:22.41] [06:23.20]嗚呼 せめて 只 一言(ひとこと) [06:27.04]「其方戀(そなたこい)し」と 聞かせて [06:31.64]噓でも偽りでも どうか其の傍(そば)に 居させて [06:40.40]噫(ああ)逢瀬(おうせ)重(かさ)ね重(がさ)ね [06:44.38]戀(こ)うる 心 更に 燃え上がる 噫(ああ) [06:52.18] [07:19.42]立ち籠(こ)める 夏霞(なつがすみ) [07:27.60]憧れは 泡と消(き)ゆる [07:36.04]止めどなく 流れ 落(お)つるは [07:42.42]悔いの淚 貴方を信じて [07:50.95] [07:53.06]野辺(のべ)に 咲く 花にさえ [08:01.26]憐(あわ)れびを 向けように [08:09.73]人でなく畜生(ちくしょう)の道を只 [08:22.03]這(は)いずれば「戀いもせぬわ」と [08:36.61]余りと言えば 余りない言い種(ぐさ) [08:43.44] [09:31.10]........ [09:32.26]臠(にく)が爛(ただ)れる [09:34.87]殘酷(ざんこく)の雨 [09:37.62]蛇(くちなわ)の獄(ごく)の中 [09:43.29]生きて帰さぬ 骨も殘さぬ [09:48.97]其の罪を 悔して死ね [09:53.91]今更 呼ばないで [10:04.78]もう直(じき) 楽(らく)になる [10:15.25] [10:38.05]愛しい 人を 殺(あや)めた [10:43.67]贖(あがな)いの 雨が降る [10:49.69]止まない雨を 集めた [10:55.70]滾(たぎ)つ瀬に 身を委(まか)す [11:03.45] [11:05.45]囧 のLrC QQ:85860288 ★