[ti:その手が象る世界] [ar:霜月はるか] [al:Lip-Aura ~その手が象る世界~] [00:00.00]「その手が象る世界」 [00:04.00]作詞:日山尚 [00:08.00]作曲.歌:霜月はるか [00:12.00]編曲:MANYO [00:16.00] [00:20.07]蒼色(あおいろ)に染(そ)まる空(そら)と風(かぜ)の跡(あと) [00:28.94]絵(え)に描(か)かれた落日(らくじつ)を塗(ぬ)り直(なお)す筆(ふで)に [00:37.47]何(なに)を求(もと)めて 僕(ぼく)たちは現実(ここ)に迷(まよ)うのだろう [00:46.55]散(ち)りゆく花片(かへん)に弄(いじ)られた心(こころ)は巡(めぐ)る [00:56.91] [00:57.62]目指(めざ)す場所(ばしょ)もなく ただ君(きみ)の眼(め)は隠(かく)れた月(つき)に背(そむ)いたまま [01:07.84]偽(いつわ)りの虛空(こくう)へと両(りょう)の腕(うで)を掲(かか)げる [01:17.02] [01:17.19]不確(ふたし)かなものに紛(まぎ)れて 真実(しんじつ)を謳(うた)う術(すべ)もない [01:26.21]それは痛(いた)みを棄(す)てた 君(きみ)だけが微笑(ほほえ)む世界(せかい) [01:37.65] [02:11.63]金色(こんじき)が燈(とも)る湖(うみ)と雨(あめ)の跡(あと) [02:20.60]絵(え)に描(か)かれた楽園(らくえん)へ漕(こ)ぎ出(だ)す方舟(ふね)で [02:29.45]何(なに)を為(な)すため 僕(ぼく)たちは現実(ここ)に戻(もど)るのだろう [02:38.14]滴(したた)る雫(しずく)に探(さが)られた軀(からだ)は竦(すく)む [02:48.09] [02:49.24]祈(いの)る場所(ばしょ)もなく ただ君(きみ)の眼(め)は凍(い)てつく刻(とき)を留(とど)めたまま [02:59.48]偽(いつわ)りの時計(とけい)から漏(も)れる音(おと)に呑(の)まれる [03:08.57] [03:08.73]不確(ふたし)かな夢(ゆめ)に侵(おか)され 真実(しんじつ)が狂(くる)い続(つづ)けても [03:17.80]深(ふか)い眠(ねむ)りの底(そこ)で 誰(だれ)もが還(かえ)り着(つ)く Lip-Aura(はな) [03:26.72] [03:27.15]指先(ゆびさき)に淀(よど)むのは 熱(ねつ)のない君の姿(まぼろし) [03:36.23]逆廻(さかまわ)る景色(けしき)に 幾重(いくえ)にも色(いろ)を乗(の)せよう… [03:45.50] [03:46.59]限(かぎ)りなく ただ僕(ぼく)たちは己(おのれ)の影(かげ)を演(えん)じるため [03:55.65]偽(いつわ)りの大地(だいち)だと知(し)りながらも目覚(めざ)める [04:04.71] [04:04.90]不確(ふたし)かなものに汚(よご)れて 真実(しんじつ)を胸(むね)に抱(だ)けばいい [04:14.01]これは言葉(ことば)を棄(す)てた 僕(ぼく)の手(て)が象(かたど)る世界(せかい) [04:25.64] [04:31.99]終わり