歌曲 聖夜の祈り、硝子色の永遠 由 片霧烈火 演唱。
聖夜の祈り、硝子色の永遠
歌·作詞:片霧烈火 作編曲:HIR
純白(じゅんぱく)の雪(ゆき)が降(ふ)る 聖(せい)なる夜(よる)に願(ねが)うよ
キミといるこの街(まち)に 奇跡降(きせきふ)り注(そそ)ぎますよう…
待(ま)ち合(あ)わせの場所(ばしょ) 笑顔(えがお)で手(て)を振(ふ)って
走(はし)ってきてくれた キミに胸(むね)ときめく
隣歩(となりある)きながら 橫顔(よこがお)を見(み)つめる
空気(くうき)は冷(つめ)たいのに 心(こころ)は熱帯(ねつお)びて
そっと「寒(さむ)いからだよ」言(い)い訳(わけ)しながら
キミの手(て)に少(すこ)しでも觸(ふ)れられたのならいいのに…
少(すこ)しずつ回(まわ)りだす ふたり過(す)ごす運命(うんめい)が
手(て)のひらに舞(ま)い降(お)りる 幸(しあわ)せたら纏(まとま)って
今(いま)はただ描(えが)きたい 未來(みらい)のヴィジョン暖(あたた)め
焦(あせ)らずにこの瞬間(とき)を 幸(しあわ)せに過(す)ごしていたいの
空(そら)へ立(た)ち昇(のぼ)る 優(やさ)しさの吐息(といき)に
「キミの傍(そば)にいたい」 想(おも)いだけ距離(きょり)が
ベンチ座(すわ)りながら 縮(ちぢ)まらない距離(きょり)が
判(わか)ってはいるけれど 余計(よけい)のもどかしい
そっと「寒(さむ)くないかな」振(ふ)り向(む)き手(て)を取(と)る
キミの瞳(ひとみ)が深(ふか)くワタシの顔(かお)だけ映(うつ)して…
溶(と)け出(だ)して零(こぼ)れ出(だ)す 冬(ふゆ)の欠片降(かけらふ)り注(そそ)ぎ
手(て)のひらに舞(ま)い降(お)りて 幸(しあわ)せ積(つ)もらせてく
息(いき)さえも出來(でき)ないよ こんな近(ちか)くにるから
永遠(えいえん)を閉(と)じ込(こ)めて ふたりで硝子(がらす)になりたい…
「永遠(えいえん)に結末(けつまつ)が 確(たし)かに來(こ)ないとしても
永遠(えいえん)に未來(みらい)さえ 失(な)くしてしまうのならˉˉ」
臆病(おくびょう)に 閉(と)じこもる ワタシに応(こた)えてくれた
微笑(ほほえ)みと唇(くちびる)の 溫(ぬく)もりが氷(こおり) 溶(と)かして
もう一度回(いちどまわ)りだす ふたり過(す)ごす運命(うんめい)が
手(て)のひらに溢(あふ)れてく 幸(しあわ)せたち纏(まとい)って
今(いま)はただ抱(だ)けしめて 聖(せい)なる夜(よる)に願(ねが)うよ
キミといるこの奇跡(きせき) 明日(あした)も降(ふ)り注(そそ)ぎますよう…