「闇の唄」
作詞∶梶浦由記
作曲∶梶浦由記
歌∶Kalafina
暗闇が君の頬を紅く染めている
燃え盛る冬の炎 薔薇色の翳(かげ)り
古ぼけた憧れと 盡き果てた夢の後
胸の中 熱く凍えてる
輝きの落ちる場所
暗がりのフルートに 酔い痴れて
海に夢幻のカノン
空に焦がれるマルカート
戀しい君のため楽の音高らかに
闇夜に咲く華を讃えて月は陰ろう
虛ろな心には夢だけ鳴り響け
果てないこの歌を奏でて星は墮ち行く
終わらない夜の中で語る炎の物語
盜まれた光の中に僕達の春は眠る
胸の中の追憶と寂しさが実を結ぶ頃
夜は深く香(かぐわ)しく君の夢を孕んでいる
艶(あで)なる楽の音 始まる闇の中
激しいレガート 奏でて月は墮ち行く
虛ろな心には夢だけ鳴り響け
戀しい君のため 奏でる闇の音楽