月光譚歌
作曲/編曲:HIKO
作詞:KIRIKO
収録元:PCゲーム「宵待姫」OP
注音:I've sound 音楽聯盟
蒼(あお)い月(つき)が暴(あば)く物語(ものがたり)を詠(うた )いましょう
宵(よい)に闇(やみ)の翼(つばさ)ひろげ翔(かけ)る者(もの) を
觸(ふ)れれば 黒(くろ)く朽ちゆく花(はな)の
儚(はかな)さ 嘆(なげ)いてもせんなく…
百年(ひゃくねん)眠(ねむ)り継(つ)ぐ果(は)てに
求(もと)めるは 忘(わす)れえぬ面影(おもかげ)
ふたたび光射(ひかりさ)す部屋(へや)で
めぐり逢(あ)う 目醒(めざ)めを夢見(ゆめみ)ながら
白(しろ)い指先(ゆびさき)から零(こぼ)れ落(お)ちる時(とき )の砂(すな)を
そっとすくいあげて何(なに)を願(ねが)いましょう
有限(ゆうげん)の 存在(そんざい)の意味(いみ)を知(し)り
抱(いだ)いた 愛(いと)しき朱(しゅ)の花(はな)よ…
生命(いのち)の紅(あか)い燈(ひ)は盡(つ)きて
灰(はい)となり 風(かぜ)に舞(ま)ったとしても
新(あら)たな時代(とき)のゆりかごとなればいい
記憶(きおく)を語(かた)り継(つ)いで
生命(いのち)の紅(あか)い燈(ひ)は盡(つ)きて
灰(はい)となり 風(かぜ)に舞(ま)ったとしても
新(あら)たな時代(とき)のゆりかごとなれ見送(もおく)るは
月光(げっこう)唯(ただ)一條(いちじょう)