-月光石-
ああ 搖(ゆ)らめく燈火(ともしび)がれきの街(まち)に
なりひびく透明(とうめい)な調(した)べは ねがいを湛(たた)え
今(いま)やけ落(お)ちた空(そら)は水(みず)の底(そこ)へと沉(しず)んでいく
滿(み)ちていく月明(つきあ)かり
青(あお)く燃(も)える夜(よる)が君を染(そ)めるはかないほど
細(ほそ)い肩(かた)をきつく抱(だ)いていても
君は消(き)えてしまいそうで
ああ むすうの星粒(つぶ)宇宙(うちゅう)の果(は)てで
みつけたよ 初(はじ)めての出會(であ)いは目眩(れまい)ちえおぼえ
今降(ふ)りそそぐ金(きん)と銀(ぎん)の光(ひかり)の波(なみ)に吞(の)まれ
二人(ふたり)せいなる河(かわ)へ
甘(あま)く押(お)し寄(よ)せてはぼくの胸(むね)をふるはせるよ
ずっとこのままずっと抱(だ)いていたい
君が消(き)えてしまわないように
今降(ふ)りそそぐ金(きん)と銀(ぎん)の光(ひかり)の波(なみ)に吞(の)まれ
二人(ふたり)せいなる河(かわ)へ
青(あお)く燃(も)える夜(よる)が君を染(そ)めるはかないほど
細(ほそ)い肩(かた)をきつく抱(だ)いていても
君は消(き)えてしまいそうで
甘(あま)く押(お)し寄(よ)せてはぼくの胸(むね)をふるはせるよ
ずっとこのままずっと抱(だ)いていたい
君が消(き)えてしまわないように