06. 雨の果て
rurutia
made by TING
求める胸は抑え切れず 寄り添いあった言葉
君の瞳は悲しい罪の色を映し出す鏡
ほどけないように ふるえる指を手繰り寄せた
誰も知らない 果てに行こう
煙っている重たい空を潛り抜けて
降り出した雨 君の肩を
濡らす雫が余計な音を消してくれる
君と仆は手をつなぎ歩こう
激しい注ぐ雨の中を
靜かに強い君の微笑みが 憂いの空を照らすよ
何もない仆に與えてくれた 明日を信じ夢を見ること
ほどけないように この指をきつく握り締めていて
誰も知らない 果てに行こう
許された道は無くても怖くはないよ
雨が止んだら 虹が咲くよ
君の小さな白い胸にも 虹が咲くよ
繋いだ手の熱さと雨音が
二人の背中を押した
誰も知らない 果てに行こう
煙っている重たい空を潛り抜けて
降り出した雨 君の肩を
濡らす雫が余計な音を消してくれる
君と仆は手をつなぎ歩こう
甘やかに注ぐ雨の果てへ