Sound Horizon 緋色の花 LRC歌詞
歌曲 緋色の花 由 Sound Horizon 演唱。
(六番目(ろくばんめ)の記憶(きおく))
昏(くら)い森(もり)に橫(よこ)たわる(赦(ゆる)さない…赦(ゆる)さない…)
手負(てお)いの兵(へい)を囚(とら)えた(赦(ゆる)さない…赦(ゆる)さない…)
少女(しょうじょ)は闇(やみ)を見(み)つめて(赦(ゆる)さない…赦(ゆる)さない…)
紅玉(ルビー)の微笑(えみ)を浮(う)かべた…(赦(ゆる)さない…赦(ゆる)さない…)
「緋色の花」
作詞.作曲.編曲:Revo
歌.聲:Aramary
緋(あか)い空(そら)を見上(みあ)げてた 風(かぜ)に流(なが)される茜雲(あかねぐも)
沈(しず)まぬ夕陽(ゆうひ)を見上(みあ)げてた 幾千(いくせん)の影(かげ)が森(もり)を駈(か)けてゆく
偽(いつわ)りの黃昏(たそがれ)に染(そま)った 戦場(せんじょう)を焦(こ)がした焔(ほのお)は揺(ゆ)れ躍(おど)る
唯(ただ)守(まも)るべきモノの為(ため)『私(わたし)』は戦(たたか)う
けれど大地(だいち)に縛(しば)られた身體(からだ)は動(うご)かない…
(忘(ワス)レモノハ在(ア)リマセンカ…?)
少女(しょうじょ)の囁(ささや)きは森(もり)の魔性(ましょう)
我(われ)を穢(けが)す者(もの)には災(わざわ)いを
終(お)わりなき呪(のろ)われた輪廻(りんね)を
(忘(ワス)レモノハ在(ア)リマセンカ…?)
彼(かれ)らを突(つ)き動(うご)かす法則(ほうそく)
大切(たいせつ)なモノを守(まも)る為(ため)
大切(たいせつ)なモノを奪(うば)い続(つづ)けるという矛盾(むじゅん)
(ねぇ…本當(ほんとう)に大切(たいせつ)な物(もの)で何(なに)?)
指針(ししん)となるのは主観(しゅかん)と謂(い)う名(な)の怪物(Monster)
鳴呼(ああ)…また一輪(いちりん)…
兵隊(へいたい)が花(はな)を踏(ふ)みつけて行(ゆ)く…
(忘(ワス)レモノハ在(ア)リマセンカ…?)
狂(くる)った自我(エゴ)が視(み)せる幻想(まぼろし) 歪(いびつ)な螺旋(らせん)を描(えが)いて繰(く)り返(かえ)す
醒(さ)めない悪夢(あくむ)に苛(さいな)まれ続(つづ)ける『ワタシ』は
柘榴石の雨のような(Like the Rain of Garnet) 鮮血(せんけつ)に染(そ)まった緋色(ひいろ)の花(Flower)
(忘(ワス)レモノハ在(ア)リマセンカ…?)
森(もり)の彼方(かなた)から足音(あしおと)響(ひび)かせ駈(か)けて來(く)る
鳴呼(ああ)…『私(わたし)』が『ワタシ』を踏(ふ)み潰(つぶ)しにやって來(く)る…
(赦(ゆる)さない…赦(ゆる)さない…)
(赦(ゆる)さない…赦(ゆる)さない…)
(赦(ゆる)さない…赦(ゆる)さない…)
終わり