ゆず - 灰皿の上から
作詞:岩沢厚治
作曲:岩沢厚治
編曲:寺岡呼人 ゆず
灰皿の上にため息を吹きかけて
想像の風にくるまって背中を丸める
のうのうとここまで
今日もまたやってきた
明け方の空を眺めて
いつものようにここに居る
要らないような言葉だけ
心の中で何度も繰り返しては
聞こえてる様な
聞こえていない様な
そんな感じで
あぁどこからどこまでが
本當に大事で本當に愚かなんだろう?
臆病な分だけ先に進めない
押し込んで消した灰皿の上から
今日も聞こえるわけもない
君への思いを呟いてる
靜寂の朝もやを排気音がかき消した
いつの間に走る走ってる
トラックの音に気付いたんだ
やがて火種が音も立てずに消えて
窓から漏れる明りだけ付けたこの部屋は
誰か居る様な 誰も居ない様な
そんな感じで
あぁどこからどこまでが
本當に大事で本當に愚かなんだろう?
臆病な分だけ先に進めない
押し込んで消した灰皿の上から
今日も聞こえるわけもない
君への思いを呟いてる
僕はと言えば散らかった
この部屋の隅で膝かかえて
やけに気になる時計と
今日のニュースを待っている
おわり