朝焼けが痛いくらいしみてゆくまぶたの裹
気が付いて頭ん中がユラユラメイテク
早く差し伸べてその聲も手も もうひとりにしないで
桜舞い散る中で 流した涙は儚くも美しくて
あの日おいてきた記憶そっとアルバムにしまってゆく桜絵
すれ違う人込みでぶつかる 小さな肩
喜びも憎しみも全部しょいこんでしまう
街の燈りさえも淚でにじむもう 優しくしないで
桜舞い散る中で 抱きしめた溫もりは今もあふれだしてく
あの日誓いあった約束 悲しいほどに響いてゆく桜絵
會いたいよ 逢えないかなもう今さら
時間だけが虛しく通り過ぎてゆく
桜舞い散る中で つないだもうこの手と手は別々の道
あの日笑い合ったことも 忘れてしまうのだろぅ?
桜舞い散る中で 流した涙は儚くも美しくて
あの日おいてきた記憶そっとアルバムにしまってゆく桜絵