作詞:岩里祐穂
作曲:菅野よう子
編曲:菅野よう子
あなたのことを思うと
ほんの少し胸が痛むのは
まだ燃え滓が心の
底の辺りに殘っているから
見慣れた道端に
溶け忘れて光る雪
一日が、一月が、一年が過ぎて、
また流れて行くけど
あなたがそこにいるだけで、
とても優しくなれたの
あなたの腕は溫かで、
とても靜かになれたの
冬から春へと向かう
晴れた午後に花びらが踴る
一瞬で消えるために降る
儚い雪のような思い出
二人でいることが當たり前だった日々が
思うより特別な季節だったんだと
後になって気がつく
ここにあなたがいるなら
笑おうとして泣くだろう
もしもあなたに出會えても
遠くからそっと見送ろう
あの頃と現在(いま)の間に、見えない亀裂があるから
まだ一人では渡れない
あなたがそこにいるだけで...
あなたの腕は溫かで、
とても優しくなれたの
手のひらから飛び立ってく
思い出をいま見送ろう
☆°.·∴終わる°★. ☆° ∴·