貓與氣球
あたしのおうち 商店街の本屋の橫
毎日 車と 変わらず たくさんの人達流れる
気づけば ネコと呼ばれて 自分が貓だって気づいた
気づけば ネコ科の なんとかっていう 種類にわけられてた
あたしを見て にゃーぁおって言ってくる
バカじゃない?と言っても通じなくて かわいいと一瞬のもてはやし
好きなトキ でかけて 好きなトキに甘えて
精一杯 ただ 生きている 今 だからこそ
こんな 暗い 世界にも 小さな 愛はたくさんある
いつだって そこにある 自分で 見つけにいける距離
好きなトキに泣いて 好きなトキに安らいで
シンプルなことだったはずが難しかったりする
こんな悲しい世界でも 小さな愛はたくさんある
大きくなくていい ふくらんでゆく 赤い風船になる
涙は
涙の種のまま
咲かせてやろう。…