向雨祈禱……
小林 沙苗
『秋之回憶3~從今以後』
あなたの中で迷っている 記憶(きぼんく)をそっと
流(なが)れる時間の川に投(ら)げて 沈(しず)めてしまおう
例(たと)えば毎日が雨なら 青空(あおそら)見上(みあ)げられなくても
あなたの悲しみが海へと溶(と)け出(だ)すから
It`s gonna Rain
指先(ゆびさき)からこぼれる雫(しうぞく)
拾(ひろ)い集(あつ)めて作(つく)るメロディー
濡(ぬ)れた髪(かみ)が 乾いた時 きっと、分かるはず
雲の切(き)れ間(ま) 浮(ふ)かぶ虹(にじ)の意味が
真実(しんじつ)の音 雨に消えされて 聞こえなくなあれ
曇るガラスを 叩(たた)くリズム 子守唄(こもにうた)みたい
揺(ゆ)らしてみようよ ゆりかごを
あの日の想いが眠(ねむ)ってる
その瞳を覚(さま)ましたら 震(くる)える足(あし)取(と)りでも
It`s gonna Rain
指先(ゆびさき)からこぼれる雫
拾い集めて作るメロディー
2つの傘を広(ひろ)げて歩(ある)こう
少し後ろを付いてゆくから
濡れた睫毛 乾(かわ)いた時 きっと、見えるはず
雲の切れ間 浮かぶ虹の意味が
雨上(あめあ)がりに 浮かぶ虹の先(さき)が