東京事変 - 極まる
作詞:浮雲
作曲:浮雲
接吻の様な乳白色の霧の
奧のレイヤーの
碧く濁った穴を
見上げていた
とっても好きな碧だ
あれは多分
太陽なんじゃないかしら
ごきげんよう
まばたきしたその隙に
さようなら
猥褻な霧に少しずつ
埋もれて行く 遠く
接吻の後に
大きい音を立てて
やってきたら
濡れた體を翻せ
ごきげんよう
眼を開けずにいたいのさ
さようなら
指先から次第に
青い砂に変わる
こんにちは
今一つの樹のように
さようなら
ここから動けないのだ
どうぞ行っておくれ 遠く
おわり