「トルバドール」
作詞:wight
作曲:ba*sy
歌:霜月はるか
戸惑(とまど)いを隠(かく)す 見失(みうしな)う心(こころ)
語(かた)られる記憶(きおく) 空(そら)へ返(かえ)してみても
切(せつ)なくて それでも命(いのち)は
まだ言葉(ことば)で語(かた)れはしないと
降(ふ)りしきる絶望(ぜつぼう)の雨(あめ)に打(う)たれ
亂(みだ)れ散(ち)る情熱(じょうねつ)に 想(おも)いを馳(は)せてみる
この胸(むね)にひとつだけ殘(のこ)る願(ねが)い
葉(かな)えるため舞(ま)い上(あ)がる
秘密(ひみつ)を抱(かか)えて 見(み)つめる明日(あした)が
夢(ゆめ)の隙間(すきま)から 現(あら)われたものならば
何度(なんど)でも やり直(なお)せる筈(はず)
いま運命(さだめ)はこの身(み)を乗(の)り越(こ)え
咲(さ)き誇(ほこ)る花(はな)にさえ時(とき)は宿(やど)る
忘卻(ぼうきゃく)の礎(いしずえ)を 再(ふたた)び取(と)り戻(もど)し
躊躇(ためら)わず受(う)け入(い)れる闇(やみ)の雫(しずく)
微睡(まどろ)む祈(いの)りの剎那(せつな)
降(ふ)りしきる絶望(ぜつぼう)の雨(あめ)に打(う)たれ
亂(みだ)れ散(ち)る情熱(じょうねつ)に 想(おも)いを馳(は)せてみる
この胸(むね)にひとつだけ殘(のこ)る願(ねが)い
葉(かな)えるため舞(ま)い上(あ)がる
情熱(じょうねつ)をまた この胸(むね)にただ
焼(や)き付(つ)ける永劫(えいごう)の淡(あわ)い光(ひかり)
雨(あめ)が通(とお)り過(す)ぎた後(あと)に
終わり