月追いの都市(ツキオイノトシ)
作詞:日山尚
作.編曲:霜月はるか
歌詞製作:Exp11
走り出す時計の歯車は廻り
軋みながら誰かの命を刻む
空が霞むほどに花を散らして
無數の意識の中で 確かな鼓動を聞く
繰り返す悪夢を砕いて 聖鏡(かね)を鳴らす影は
永遠を夢見た少女は獨り
贖うべき罪の重さを認めて
哀しい眼差しの奧に潛む黃金(きん)の色は
終焉の都市を照らし続ける
狂い出す時計の歯車は廻り
ひび割れた大地にも命を注ぐ
空が凍るほどに 花は気高く
薄れる意識の中で 小さな願いを聞く
命脈の狹間に佇み ただ微笑む影は...
近付く足音から逃れるべく
月(ひかり)を目指せば影を別つ定め
優しい眼差しの奧に宿る黃金(きん)の色は
創世(はじまり)の都市を描き続ける
永遠を呪った都市は血に囚われ
二度と目を覚まさず 湖に沈む
冷たい眼差しの奧に潛む黃金(きん)の色は
月追いの都市を照らし続ける