あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ
夜空の向こうには 明日がもう待っている
誰かの聲に気づき ぼくらは身をひそめた
公園のフェンス越しに 夜の風が吹いた
君が何か伝えようと 握り返したその手は
ぼくの心のやわらかい場所を 今でもまだしめつける
あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ
マドをそっと開けてみる 冬の風のにおいがした
悲しみっていつかは 消えてしまうものなのかなぁ
タメ息は少しだけ 白く殘ってすぐ消えた
歩き出すことさえも いちいちためらうくせに
つまらない常識など つぶせるっと思ってた
君に話した言葉は どれだけ殘っているの?
ぼくの心のいちばん奧で から回りしつづける
あのころの未來に ぼくらは立っているのかなぁ
全てが思うほど うまくはいかないみたいだ
このままどこまでも 日々は続いていくのかなぁ
雲のない星空が マドのむこうにつづいてる
あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ
夜空の向こうには 明日がもう待っている