ジン - メイ
作詞:ジン
作曲:ジン
百億光年の光の中では
繰り返し交互に 生き死に見え隠れ
哲學者達は答えをつけたがる、
「何かは何処かで生まれたはずだ」。
あぁ。広がる大地よ、海よ、大樹よ、光よ
巡りゆく人の世に 風よ、吹け。
空飛ぶことも 時殘すことも『許された』。
最初から許されているのに。
地に住む民は叫び続けている、
「罪深き我ら、許したまえよ」。
何萬年も前から人は人の歴史を持つ。
いつの間にか知恵は高き天(そら)の雲を越え
オゾンを抜け、月を越えて…
祈り拝ぐその姿 憂いを
その身に深く沈めて
答え無き 答えを天にたずねては
語らない 広き空に目をうばわれるまま。
何故、何も言わないのですか
―――道を示して―――
何故、そんなに美しいのですか
何故 何故~~...?
答えを見失う先、
生きよ生きよとこの身が鳴く、
鳴いた、鳴いた。―――泣いた。
全てを示す道が今、
広大な大地に続いている。
見渡せば、どこまでもゆける。
山の樹にたずねて 海に教えられて
小さな身の丈に合う詩(ウタ)を唄う。
我ら人の子 我ら迷いの子
我ら切り開く道、青く、青く、
深く息をして。
息をして。
おわり