死の黒鍵、生の白鍵
作詞:少女病
作曲:ピクセルビー
歌:Lico&Mistuki
聲:沢城みゆき、佐々木加奈
薄荷(はっか)色(いろ)の寶石(ほうせき)を閉(と)じ込(ご)めたみたいな瞳(ひとみ)で
捉(とら)える世界(せかい)はとんな形(かたち)?
架空(かくう)の物語(ものがたり)はいつだってあなたの傍(そば)に
眠(ねむ)りながら死(し)を語(かた)る、黒(くろ)の精霊(せいれい)
玻璃色(はりいろ)に優(やさ)しく澄(すみ)んだ聡明(そうめい)な瞳(ひとみ)で
捉(とら)える世界(せかい)はとんな形(かたち)?
創世(はじまり)の詩(うた)は幾千(いくせん)の聖句(せいく)は孕(はら)む
眠(ねむ)りながら生(せい)を説(と)く、白(しろ)の精霊(せいれい)
幻想(げんそう)の樞軸(すうじく)は剎那(せつな)
音(おと)もなく波紋(はもん)伴(ともな)い歪(ひず)む
紡(すむ)ぐのは透明(とうめい)な小夜曲(セレナーデ)
繋(つな)いだふたつの手(て)のように
絡(から)み合(あ)う運命(うんめい)の螺旋(らせん)
鏡(かがみ)の向(む)ごう側(まわ)で鍵(かぎ)を重(かさ)ねたら
終(お)わりの先(さき)が見(み)えるのかもしれない
かかげたふたつの手(て)のように
求(もと)め合(あ)う悠久(ゆうきゅう)の螺旋(らせん)
虛飾(きょしょく)の月(つき)は翳(かげ)りやがて終焉(しゅうえん)を告(つ)げる
白(しろ)と黒(くろ)の回帰線(かいきせん)
幻想(げんそう)の樞軸(すうじく)はいつか
幾重(いくえ)にも淡(あわ)く重(かさ)なり積(つ)もる
描(えが)くのは雙星(そうせい)の小夜曲(セレナーデ)
繋(つな)いだふたつの手(て)のように
絡(から)み合(あ)う運命(うんめい)の螺旋(らせん)
鏡(かがみ)の向(む)ごう側(まわ)で鍵(かぎ)を重(かさ)ねたら
終(お)わりの先(さき)が見(み)えるのかもしれない
かかげたふたつの手(て)のように
求(もと)め合(あ)う悠久(ゆうきゅう)の螺旋(らせん)
虛飾(きょしょく)の月(つき)は翳(かげ)りやがて終焉(しゅうえん)を告(つ)げる
白(しろ)と黒(くろ)の回帰線(かいきせん)
『黒鍵(エボニー)は死(し)の螺旋(らせん)を描(えが)き』
「白鍵(アイボリー)は生(せい)の螺旋(らせん)を描(えが)く」
『幾千(いくせん)の夜(よる)を越(こ)えて、旋律(メロディー)は優(やさ)しく降(ふ)り積(つ)もる』
「生命(いのち)律動(りつどう)を奏(かな)で、そっと囁(ささや)くように」
『そして、歪(ひず)みはやがて空(そら)へと至(いた)り……』
終わり