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片霧烈火 妖かし千夜一夜 LRC歌詞

歌曲 妖かし千夜一夜片霧烈火 演唱。

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妖かし千夜一夜
ナツウタ ~夏のある日の歌日記~
作詞:片霧烈火 作・編曲:橋本鏡也 歌:片霧烈火
Guitra:橋本鏡也
時間軸:zouliyan QQ:50430528

「此の路や一體何所々々まで歩けば良いの」と咳けば
「延々続きまするぞな」と――は、何方彼方の答やらな…

小さな行燈 片手に歩めば 「進むが好しや」と唖い

揺・凜・舞と、さも蜻蛉と背中を圧す闇蟲が聲
幾度と響く風の唄は敵か味方か、鳴呼果たして…

深々月夜を 背負う何者か 「戻るは無しや」と嗤う

性悪共に誘われて、迷い込み踏み込んだは
誰も知らぬ妖かしの土地、生きて還りたいならば
さあさ御出で、未だ抜けた者の居ない、此の森へ…

觸・夜・離と、蠢く其れは正に人で無しものの聲
何処かにて啼いた梟の、決して月如し眼に非ず…

お天道様さえ 見抜けぬ悪鬼の まこと無殘な思惑

物の怪らよ贄は揃うた、闇色を纏いて、さあ
誰も居らぬ妖かしの街、子供らの自き御魂
さあさ連れて、逝くが良いよ、魑魅の花一匁…

――蝋燭吹消し げに悍しき 奇談に幕を下ろせば

怨みつらみを語り盡くす 禍々しき戱びにて
「百にはまだまだ足らぬぞ」と 囁く雇れ聲が
君や私でない、としたならば、何ぞの物やらな…

END

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