深(ふか)い森(もり)のゆりかご 眠(ねむ)る少女(しょうじょ)は
その無垢(むく)な瞳(ひとみ)に何(なに)を映(うつ)すの?
「硝子鏡の夢」
作詞.作曲.歌:霜月はるか
編曲:加藤恆太(たくまる)
空(そら)に願(ねが)うの
疼(うず)く哀(かな)しみの記憶(きおく)を融(と)かし
総(すべて)のものに『永久(とこしえ)に』
安(やす)らぎが戻(もど)るよう
花(はな)が咲(さ)き 鳥(とり)が舞(ま)う
大地(だいち)の育(はぐく)む生命(いのち)
溢(あふ)れるこの想(おも)い
あなたを導(みちび)く風(かぜ)に託(たく)して
光(ひかり)と闇(やみ)を抱(いだ)き 歌(うた)う少女(しょうじょ)は
そのくちびるから何(なに)を紡(つむ)ぐの
La La 透(す)んだ心(こころ)は 硝子(がらす)の鏡(かがみ)
曇(くも)らないよう守(まも)り続(つづ)ける
風(かぜ)と語(かた)らい
優(やさ)しく囁(ささや)く木々(きぎ)の精(せい)達(たち)
わたしの聲(こえ)を『願(ねが)いを』
この世界(せかい)に屆(とど)けて
花(はな)は枯(か)れ 種(たね)を蒔(ま)く
大地(だいち)の育(はぐく)む輪廻(りんね)
いつか朽(く)ちるのなら
あなたを照(て)らす光(ひかり)になりたい
高(たか)く高(たか)く両手(りょうて)を天(そら)に掲(かか)げて
佇(たたず)む少女(しょうじょ)を 包(つつ)む世界(せかい)の色(いろ)
歩(あゆ)む歩幅(ほはば)は小(ちい)さいけれど
隣(となり)でいつも見守(みまも)っている
木陰(こかげ)に隠(かく)れて無邪気(むじゃき)に笑(わら)う
少女(しょうじょ)の未來(あした)に 希望(きぼう)と祝福(しゅくふく)を
透(す)んだ心(こころ)は 硝子(がらす)の鏡(かがみ)
曇(くも)らないよう守(まも)り続(つづ)ける
深(ふか)い森(もり)のゆりかご 眠(ねむ)る少女(しょうじょ)は
世界(せかい)の色(いろ)の夢(ゆめ)を見(み)ている
終わり